【ボディ・エンジニア科 実技試験】
【ボディ・エンジニア科 実技試験リポート】
10/4(水)から6日(金)までの3日間、横浜テクノオート専門学校 ボディ・エンジニア科では実技試験が行われています。
制限時間内で「フィッティング」と「足付け」をやっていました。
<フィッティング(建付け調整)>
フィッティングとは、鈑金塗装作業のために取り外したドアやボンネット、トランクやフェンダー、バンパーなどを再度取付する際に、隣り合わせたパーツ同士の隙間を適切にバランスを取り調整することです。
業界用語では「チリ合わせ」などとも呼ばれる作業で、わずかな隙間の違いで見た目の仕上がりはもちろん開閉部分のスムーズさが全然違います。
ねじ止めしてあるパーツの穴位置を少しずつずらしながらベストな状態を探していきます。
<足付け>
塗装面に塗料がしっかりと均一に密着するように表面を凸凹にする下地処理作業です。塗装を施す面がツルツルで平らな方がキレイに塗れるような気がしてしまいますが、表面が平らだと塗料が滑って流れてしまいます。
それを防止するために表面をサンドペーパーで擦って傷をつけます。ザラザラな表面にしっかりと「足をつける」ことで塗料が密着します。
塗装作業のキレイな仕上がりは、実は下地処理がとても大切なのです。
鈑金塗装作業の中で不要な行程などないのですが、上記は特に仕上がりを左右する大事な作業です。
しっかり学んで実社会で活かしてもらいたいと思います。
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