【ボディ・エンジニア科 実習試験❕】
早いもので今日から11月。もう今年も残り2カ月です。
日が傾くのもずいぶん早くなってきましたね💦
霜月はじめの本日、横浜テクノオート専門学校のボディ・エンジニア科では実習試験が行われていました。
今回は、
■ ドアパネルを使った、パテの「足付け」
■ フロントフェンダーとヘッドライトユニットの脱着による「チリ(段差や隙間)の調整」
の2つのセクションで行われていました。
「足付け」とは、塗料が密着するように、塗装する表面にパテでザラつきを作る工程です。この工程がしっかり行われていないと塗膜が安定せず剝がれやすい状態になってしまいますので地味ながら非常に重要です。
フロントフェンダーやボンネットフードなどの外装部品は、車体にビス(ボルトなどのネジ類)で固定されていますが、車体側のネジ穴とパーツ側のネジ穴の微妙な位置関係で、ミリ単位の隙間や段差のズレが生じます。
そのズレを左右同じにしたり段差なく平らにしたりすることを『チリを合わせる』と言います。
細かい作業ですが、きれいな仕上がりのためには欠かせない工程です。
ボディ・エンジニア科の学生たちは、限られた時間の中で手際よく作業を行っていました。
この実習試験が終わるといよいよ実践実習。実際の車両(学生のマイカーや家のクルマなど)を使って、見積もりから鈑金、全塗装(オールペン)までを班単位で行う集大成です。
実践実習の様子もこちらのページで随時紹介していきますね!!